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2013年12月24日(火)07:00
 12月20日の今年最後の締切日の忙しい中でしたが、ジャパン建材の小川社長主催の双環フォーラムに参加してきました。小川社長は僕と同年代で、とても頑張っている社長さんで、いつも刺激をいただいてます。
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 今回目玉の講演は、なんといっても400万部を売り、映画化された「永遠の0」を著した百田尚樹氏です。
 
 百田尚樹氏は、探偵ナイトスクープの放送作家でありますが、50歳で作家を目指し、「永遠の0」、「海賊と呼ばれた男」などを書きました。
 
 「永遠の0」は、翌日21日が映画封切りとあり、詳しい内容までは話をしませんでしたが、主人公の宮部久蔵の生き様、愛、葛藤を通じて、どんどん風化していく戦争体験を語り継がなければならないという、百田氏のミッションのようなものを感じました。
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 ところが、百田氏は、東日本大震災のあと「こんな時期に小説を読んでくれる人がいるのだろうか?」作家として小説を書くことに迷いが生じたそうです。その時、「日章丸事件」を知ります。この事件に感銘を受けた百田氏は、出光興産を創業した出光佐三について描くことで、迷いが吹っ切れたそうです。

出光佐三については、「海賊と呼ばれた男」を読んでいただきたいのですが、百田氏が宮部久蔵や出光佐三と通して伝えたかったことは、この2人だけでなく、大正時代に生まれた名もない男、女たちのたくましさ、凄さだそうです。
 現在の日本は、20年間の空白などと言って、不況に甘んじていますが、終戦直後は、本当に何もない焼け野原だったのです。そこから、たった20年で東京オリンピックを開けるまでに発展を遂げた日本を支えた当時の人達の思いを感じて欲しい。そんな日本人を祖先に持つ私たちは、自信を失わないでほしい、と百田氏は時々目を潤ませながら(僕にはそう見えました)、熱く熱く語っており、最前列で聴いていた僕も、思わず目頭を熱くしてしまいました。


 明日に映画初日を控える中、百田尚樹氏は懇親会にも参加しました。こんなチャンスはないと思い、一緒に記念写真をお願いし、快諾していただきました。
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 興奮冷めやらぬうちに、昨日は一人で映画館へ。主演の岡田准一も良かったけど、バックを固める、夏八木勲、橋爪功、山本學、田中泯、平幹二朗という豪華な俳優たちの男臭さがもう最高でした!


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